葬儀は故人に向けて最後に出来る恩返し

2016年10月15日
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葬儀とは何の為に行うのでしょう。それは勿論故人を見送るためです。生前お世話になった故人が無事に成仏出来るよう、祈りを込めて精一杯見送ります。「孝行のしたい時分に親は無し」という諺にあるように、つい生きている内は親孝行を忘れがちですがでは親に出来る最大の孝行とは何でしょう。それは親よりも長く生き、きちんと親を見送ることです。葬儀は最後の最後にたった1度だけ出来る親孝行であり恩返しです。

ではもしそれがきちんと出来ず心残りが出来たらどうなるでしょうか。きっと悔いが残り申し訳なさも残るでしょう。葬儀という風習が昔に比べ簡易化が進んで来た今だからこそ、もう一度意味を考え精一杯の祈りを込めて故人を見送りたいですね。